お子さんの寝る前のスマホがやめられない

 

「早く寝なさい!」と言っても、なかなか寝てくれない。
そこで今回は、ただ注意するのではなく、「ふとんに入りたくなる」という逆転の発想から、睡眠習慣づくりを考えてみたいと思います。

お子さんの寝る前のスマホがやめられない
~「ふとん」に入りたくなるという逆転の睡眠習慣のススメ~

言葉は時代とともに変わってきたと思います。

でも、人間が言葉を獲得してから変わらず、親から子へ言われ続けている言葉もあるんじゃないかという気がします。

その一つが、

「早く寝なさい!」

です。

原始時代であれば、「ウホホ!」とか「アババ!」とかだったかもしれませんが、意味は一緒で、「早く寝なさい!」です。

結局、親が子の健康を思っての言葉なので、今も昔も変わらないし、西欧もアジアも関係なく言われているんだと思います。今この瞬間も、どこかの国の親が言っていることでしょう。

しかし、考えてみると、親として子供に言うときに、これほど自分に降りかかってくる言葉もないような気がします。

かくいう私もよく親から言われました・・・。

私の時代は、テレビ全盛期で、深夜テレビがとても面白かった時代。さらにファミコン全盛期でドラクエがやめられない・・・。

本当によく、「早く寝なさい」と言われました。

そんな自分が、親となり、同じように子供に言っている・・・。

一抹の良心の呵責があるので、ただ言うだけでなく、自分も実践しなければいけないと考えました。

今回のブログは、「寝る前にスマホがやめられない」という親御さんに少しでもお役に立てればという思いで書いてみます。
できれば、クスっと笑っていただければ幸いです。

今も昔も変わらない「早く寝ないといけない」というプレッシャー

寝具のプロとして、確信を持って言えることがあります。

睡眠は大切!

当たり前のことを、当たり前に言っていますが、日々睡眠に関するお悩みを聞いていると、切実にそう思います。

なので、「寝ること」→「いいこと」→「寝ない」→「寝るべき」となり、このサイクルが続くと、叱責になるのも無理はないと思います。
*自戒を込めて・・・

しかし、誰もがそうかもしれませんが、「やれ」と言われることに対しては反発するもの。

実際私もそうでした。楽しいことを続けたいが、強制的な命令でその楽しいことを中断させられるのは腹がたつことです。ドラクエなんか特にです。刺激の連鎖でやめられない。

結局、人間は楽しいことは続けたいと思う動物なんでしょう。

となれば・・・

逆転の発想で、「寝ることが楽しくなれば、早く寝るんじゃないか!」と思った次第です。しかも自発的に。

とにかく、「寝室に行きたい!」「あのベッドに入りたい!」「あの布団に入りたい!」と思う環境を作ればいいんじゃないかと。

寝室に行きたくなる仕掛けづくり

寝るという行動を分解すると次の2つです。

  • 寝室に行くこと
  • ベッド、または、ふとんに入ること

寝るためには、この行動をとらなければいけません。
*もちろんリビングのソファーで寝てしまうということはありますが、それは快眠カテゴリーからは削除です。

まずひとつ目、寝室に行くこと。これを深掘りすれば、寝室に行きたくなることです。

寝るプレッシャーではなく、自分から行きたくなるには、寝室が楽しくないといけない。

楽しいと感じるのはどんな時でしょう。もちろん色々あると思いますが、ひとつは、趣味があると思います。

私は、釣りが趣味ですが、仕掛けを作っていたり、リールの調整をしたり、次の釣りの計画をたてたりしているときは本当に楽しい。というか没頭しているので時間を忘れてしまいます。

ということで、私は寝室≒趣味部屋としました。

今では、寝室が竿、リール、仕掛けで一杯になっています。

これで寝室に行きたくなるということはクリアーです。

ベッドに入りたくなる仕掛け

ここまでで、こんな声が聞こえてきそうです。

「寝室には入ったが、その寝室で趣味に没頭すると結局寝れないじゃないか!」と。

仰られる通りです。このままでは本末転倒です。

なので、次の仕掛けが必要になります。

ベッド、または、ふとんに入りたくなる

です。

これには2つあります。

  • 快適
  • 楽しさ

快適さは、ふとんカバーや枕カバー、シーツ・敷パットなどの直接肌に触れる部分の気持ちよさです。

想像してみてください。

ふとんに入りたくなる「快適さ」

〇首がフワっと沈みこみ、思わずスリスリしてしまう感覚を

〇モフモフとした子犬を抱いているような毛布の感覚を

寝室に入って、その気持ちのよい感覚がよみがえってくる。

どうです、早くベッドに入りたくなりませんか?

お気に入りのキャラクターで「楽しさ」をつくる

そして、もう一つが「楽しさ」です。

特に小さなお子さんがいる場合には、効果的です。

ふとんや枕を、お気に入りのキャラクターにする。ポケモンでもディズニーでもいい。

とにかく身に着けておきたいと思うようなキャラクターです。

もちろん、今夢中になっている昆虫でも動物でもいい。

お恥ずかしい話、かくいう私は、「ガンダム」です。

おそらく毎晩、「赤い彗星シャア」と壮絶な戦いの夢を見ていると思います。

スマホで寝落ち?

寝落ちって最高の睡眠導入だと思っています。

試験勉強の時は、朝あせりますが、いつ寝たのかわからないように寝れるのは、寝起きのスッキリさが違うような気がします。

電車の中で、コックリコックリしている小さなお子さん。

食事をしながらスプーンを持って寝そうになっている赤ちゃん。

みたいな感じでしょうか。

寝る前のスマホはダメだという論説があるのは知っています。

しかし、先ほどの話ではないのですが、

快適さ > スマホの刺激

この状態になれば、スマホで寝落ちも可能ではないかと思っています。

かくいう私は、ベッドに入り釣り動画をみています。

ですが、大概寝落ちしています。快適さが勝っているような気がしています。

本で寝落ちのように、スマホで寝落ちもあるような・・・。

*ただし、ショート動画は刺激が強すぎるので見ないようにしています。

寝落ちは最高です。

まとめ

古今東西で言われ続けた「早く寝なさい!」の連鎖が、すぐに断ち切れるとは思いません。

それでも、寝ることを「注意されるもの」ではなく、少し楽しみになるものに変えることはできるかもしれません。

  • 寝室に行きたくなる仕掛けをつくる
  • ふとんに入りたくなる快適さを整える
  • お気に入りのキャラクターなどで楽しさを加える
  • スマホの刺激よりも、ふとんの心地よさが勝つ環境をつくる

そんな小さな工夫が、お子さんにとっても、親御さんにとっても、寝るのが楽しくなるきっかけになれば幸いです。