~羽毛ふとんと長くつきあうためには、収納の仕方が重要なのです~
浦上ふとん店の桧垣です。
そろそろ「ふとん」を変える時期になってきました。唐突ですが、羽毛ふとんの収納前にするべきお手入れをご存知ですか?
そうですか・・・
「よくわからないけど、なんとなく・・・」で収納していると・・・
実は、「羽毛ふとん」を長く使うためには、方法があります。
この方法を知っていないと、
「ボリュームがなくなる」
「嫌な臭いやシミがつく」
「カビ臭い」
などの問題が発生する場合もあります。
誤った方法で収納していると、「羽毛ふとん」の寿命を縮めることになります。
正しいお手入れで次の冬も気持ちよく「羽毛ふとん」を使いましょう!
正しい羽毛ふとんの収納方法
冬場に使っていた「羽毛ふとん」は、皆さんが想像しているよりも、たくさんの汗や皮脂がついています。
収納前には、まず「羽毛ふとん」を干して湿気をとばしましょう。
ただし、干し方にもポイントがあります。
ポイント① 掛ふとんカバーは外さない
ポイント② 陰干し
①と②は外側の生地を摩擦や紫外線から守るためにです。
さらに、
ポイント③ 表裏の両面干し
です。天気のいい日中(10時~15時)に片面1時間ずつ2時間程度が目安です。
両面を干すことで湿気をしっかり乾かすことができます。
干せない場合は、ふとん乾燥機の活用がおすすめ。
ここまではいいとして、収納前にうっかりしがちなポイントがあります。
「羽毛ふとん」が温かいままの状態で収納するのはNG!
温かいままで収納してしまうと、「羽毛ふとん」の中の空気が冷える際に結露が発生し、せっかく湿気をとばしたふとんに、また湿気がつくことになってしまいます。
そこで、ポイント④です。
ポイント④ 「羽毛ふとん」を室内に広げ、冷えるのを待ってから収納しましょう。
収納前にカバーを外すのもお忘れなく!
さらに、汚れがきになる場合は、クリーニングをお店に依頼するといいでしょう。
嫌な臭いやシミを防ぐためには最適です。
ちなみに「羽毛ふとん」のクリーニングには「ドライクリーニング」と「水洗いクリーニング」があります。
ポイント⑤ 「羽毛ふとん」に最適なクリーニングは「水洗いクリーニング」です。
クリーニングを頼む際には、水洗いクリーニングのお店へ依頼しましょう。
「さぁ、これで完璧!収納しよう」となるところですが、ちょっと待って。
クリーニングの落とし穴はビニールに包まれて帰ってくること。
「羽毛ふとん」の収納は、通気性が命!
ポイント⑥ クリーニング後のビニールは外し、不織布や通気口のある通気性のいい袋で保管しましょう!
「羽毛ふとん」を購入時Mに商品の入っていた袋なら、そのまま収納袋に使えます。捨てずにご活用くださいね。
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