●サステナブルって?
商人として、難しい言葉を使うのは非常に抵抗があります。
わかりにくいことを、わかりやすく伝えていくかが、商人の正しいあり方であると思うからです。
そういう意味でいえば、最近よく耳にする【サステナブル】っという言葉も難しい・・・。
難しい言葉を言われると、「お高く留まっているな」と、なんとなく拒否反応を示してしまします。私もそうです。
高等な言葉は、なんか強制されているように感じるからです。
なので、難しい考えと実生活との橋渡しをするのが、商人であると考えています。
【サステナブル】・・・
ようは【持続可能な社会を実現しよう】ということだそうです。
でも、これでも難しい・・・。
私たちは【ふとん】のプロです。【ふとん】は実生活に欠かせないものです。
【サステナブル】=【持続可能な社会】を【ふとん】という実生活でどういう風に実現するのかをお話してみたいと思います。
●サステナブル=持続可能な社会を【ふとん】で実現するには
持続可能な社会という、とても崇高な考え方に、私たちは共感を得ています。そして、その崇高な考え方を私たち【ふとん】の商人が、実生活につながったことでお客様に貢献しようと考えた場合、出てくる答えは、ズバリ【羽毛ふとんのリフレッシュ】です。
羽毛ふとんは、色々な種類があります。一律にいうことは難しいですが、一般論として品質はいいです。寝心地や通気性、さらには重量においても非常に優れた商品です。
快眠を考えた場合(もちろん商品によりますが)は、良い商品であるのは、断言できます。
一方、品質が高いということは、値段も高くなるというのも事実です。
正直申し上げれば、商人をビシネスとみれば、高額商品を多頻度で買っていただいた方かいいのは事実です。
でも、私たちはその考え方に疑問を持っています。
【いい商品は長く使っていただきたい】
そして、いい商品は、【クリーニング】および【リフレッシュ】でより長く使っていただけます。
「羽毛ふとんを長く使っていただく」ために、まず必要なのは【クリーニング】です。
https://urakami-futon.jp/item-list/futon-cleaning/
使用期間の目安とすれば、3~5年に一回はクリーニングしていただければと思います。
羽毛ふとんに限ったことではないのですが、ふとんは皆さんが思った以上に汚れています。
下着は毎日洗濯をします。
ふとんも例外ではありません。1日6時間~8時間眠っている間に、汗は思った以上に出ています。その汗を毎日吸収しているのが、寝間着及びふとんです。
この汚れを落とすだけで、ふとんの寿命は延びていきます。
「羽毛ふとんを長く使っていただく」ために、次の手は、【リフレッシュ】です。
https://urakami-futon.jp/item-list/duvet-renovation/
ようは、【羽毛ふとん】をメンテナンスするということです。
使用期間の目安とすれば、5~8年に1回はメンテナンスしていただければと思います。
羽毛ふとんを5~8年使っていけば、課題が見えてきます。
□ふくらみがなくなってきた
□暖かみがなくなってきた
□羽毛が片寄ってきた
□中身の羽毛が出てきた・・・
などです。
ここで、持続可能な社会を【ふとん】で実現するには、買い替えるのではなく、リフレッシュするのです。
リフレッシュの方法は、
解体→除塵→水洗浄→乾燥・抗菌・防臭→除塵→足し羽毛→仕上げ
となります。
恐らく、皆様が想像される以上、新品同様によみがえります。
もちろん、新品で買うよりも、値段はお安くなります。
●サステナブルって結局、二宮尊徳?
ここまでお話してきて、気づいたことがあります。サステナブルっていいますが、日本では昔からその考え方があったように思います。商人の二宮尊徳の言葉に、【三方よし】という言葉があります。
□売り手よし、買い手よし、世間よし
結局、売り手・買い手・世間が【よし】とすれば、サステナブル=持続可能な社会は実現できるのではないでしょうか。
【浦上ふとん店 羽毛ふとんリフレッシュ】
【SDGsと【ふとん】について】